~天体シリーズ 太陽系~ 地球 Earth Vol.3

第3回目は太陽に3番目に近い、太陽系第3惑星の地球編(Earth)です。
 このシリーズは地球以外のどの星に文明を築いていけるかを検証する目的ですので、今回は改めて地球を知る回に致します。
 
 地球は約46億年前に誕生したと言われています。生命の誕生は約35億年前で太陽系で唯一生体系が確認されている惑星です。その生態系誕生のきっかけとなった「海」が地球の70%を占めています。
 なぜ地球は太陽の光(有害な紫外線)の影響を受けないのか、、、。前2回のシリーズでもありましたが、大気の成分によってその環境は大きく変わります。
 例:水星は太陽に近く、昼は摂氏430℃、夜は-170℃と推測されています。簡単に説明すると大気が薄い為、昼は熱を通しやすく、夜はその熱が宇宙に逃げる為です。二酸化酸素が主な大気の金星は摂氏460℃とこちらは温室効果が働き熱を閉じ込めて逃がさないというイメージです。
 話は戻りますが、地球がなぜ太陽光から守られているかという事ですが、「オゾン層」があるからです。オゾンが紫外線を吸収する働きがありその働きが、生命が誕生する中で重要であったことは間違いありません。
しかし、このオゾン層が冷蔵庫やエアコンなどの冷媒からでる「フロンガス」などにより破壊され尚且つ二酸化炭素の増加により  温室効果が高まり、温暖化が進んでいる現状です。
 昔は確実に「四季」がありました。今はどう感じますか?夏と冬しか感じなくなってきたように思います。海(水)、大気の軌跡的なバランスで生命が誕生することが出来た地球ですが、住むことが本当に困難になってしまう前に、環境問題を真剣に考えなければいけませんね。
 
次回は火星編です。お楽しみに!
 
 
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